子宮頸がんワクチン4価を受けてきた(1回目)
2019/08/27に 子宮頸がんワクチン4価を受けてきました。1回目です。
子宮頸がんワクチン [HPVワクチン(ガターシル)]を接種してきました。
実際に受けてきたワクチンについてや、副作用で感じたことを記録に残します。
- 接種したワクチン
- 予定接種回数
- 1回目の接種で払った金額
- HPVワクチン ガーダシルの概要
- 日本における子宮頸がんワクチンの動向
- 接種しようと思った経緯
- 初回接種を終えて2日目の感想、副作用・・・
- 最後に
接種したワクチン
名称:組換え沈降4価ヒトパピローマ ウイルス様粒子ワクチン(酵母由来)
ガーダシル水性懸濁筋注シリンジ
メーカー名:MSD株式会社
予定接種回数
合計3回。初回接種の2か月後に2回目、初回接種の6か月後に3回目を接種します
→2019年10月頃に2回目を接種して、感想を書きたいと思います
1回目の接種で払った金額
17,000円
HPVワクチン ガーダシルの概要
HPVワクチンは、子宮頸がんの50%~70%の原因となる2種類のHPVに予防効果があります。世界保健機関(WHO)でも接種を推奨し、世界各国で累計約1億8千万回接種されています。
私は接種にあたって以下の説明を受けました。
ヒトパピローマウイルス(HPV)は、子宮頸がんおよびその前がん病変をはじめ、外陰上皮内膜瘍や膣上皮内膜瘍)、尖圭コンジローマなどを引き起こすウイルスです。
ガーダシルは、子宮頸がんおよびその前がん病変、外陰上皮内膜瘍や膣上皮内膜瘍、尖圭コンジローマなどの発症に関係しているHPV6、11、16、18型の感染を予防するワクチンです。
ガーダシルを接種しても、HPV6、11、16、18型以外の感染およびこれらによる病変発症の予防は期待できません。また、HPV6、11、16、18型に感染している人に対してガーダシルを接種しても、ウイルスを排除したり、発症している子宮頸がんや前がん病変などの進行を遅らせたり、治療することはできません。
ガーダシルの接種時に、HPV6、11、16、18型のいずれかのHPV型に感染している場合、そのHPV型に対する予防効果は期待できませんが、これら4つのすべてのHPV型に感染している可能性は低いため、1つの型のHPVに感染している場合でも、他の3つの型のHPVに対する予防効果は期待できます。
HPVに感染する可能性が低い10代前半にガーダシルを接種することで、子宮頸がんをはじめとするHPV6、11、16、18型による病気の発症をより効果的に予防することができます。
日本における子宮頸がんワクチンの動向
日本では、サーバリックス(2価ワクチン)が2009年12月に、ガーダシル(4価ワクチン)が2011年8月に発売となり、2013年度から定期接種になりました。
しかし、2010年に公費助成がはじまり、多くの女児がワクチン接種をうけたところ接種後に失神や慢性疼痛(疼痛が広範囲にわたる症例)が報告されて問題なりましました。失神は注射に対する恐怖、興奮などをきっかけとしておこるため、起こしにくくする工夫や倒れて怪我をしないような対策がとられています。慢性疼痛は、たいへんまれにおこっています。原因は不明ですが、骨折や捻挫などのけが、小さな痛み、時にはワクチン接種がきっかけとなります。
日本での痛みと接種との因果関係や、痛みがおこる頻度、それに海外での詳しいデータについて実態調査が必要と考えた結果、2013年6月14日に厚生労働省は子宮頸がんなどを予防するHPVワクチンに関して、定期接種としての位置づけはそのままに接種の“積極的な”呼びかけを一時中止すると発表をしました。
接種しようと思った経緯
私は将来、子どもを産みたいと思っています。
ただ、仕事をもっと頑張って軌道に乗せたいという気持ちもあり、今すぐにとは考えていません。
現在25歳ですが、数年前からお医者さんに子宮筋腫の予備軍と言われています。
日々漠然と、産めなくなるかもしれない不安と戦っています。
そんな中、海外の知人から勧められて興味を持ち、少しでもリスクを防げるならと思い、挑戦してみることにしました。
初回接種を終えて2日目の感想、副作用・・・
初回接種当日
「注射がとても痛い」と聞いていましたが、全く痛くありませんでした。
健康診断の採血の方が2倍くらい痛いと思います。
注射した後は、ちょっと肌に違和感がありましたが、気になるほどでもありませんでした。普通の注射、という感じ・・・
1日目
注射後の違和感はもう感じなくなっていましたが、今度はすごい身体がだるかったです。腰痛と、偏頭痛がありました。生理2日目のような感じ。(今は生理中ではないです)
生活に支障はないんだけど「あーーー、だるい、頭痛い・・・」と常に考えていました。早めに寝ました。
2日目
全く気にならなくなりました。
昼にこのブログを書いていますが、腰痛も頭痛もありません。
過ぎたのかなー・・・?
→また、これから変動あったらすぐに書きます。
最後に
教えてくれた知人は年配の方で実際に接種しているわけではなく、周りに相談すると、副作用のことを言われて止められたため、今回の挑戦はとても怖かったです。
報われても、後悔しても、この経験は発信するべきだと思い、記録に残すことにしました。
受けようか悩んでる方の参考になれば嬉しいです。
もし、記載に誤りがあったり、質問や2回目、3回目をすでに接種された方がいれば、コメントいただけると嬉しいです。
日本では未承認の9価ワクチンを接種された方の記事も見つけました。
リンク載せておきます。
村中璃子さんの記事
https://note.mu/rikomuranaka/n/nfce34bb2f491
参考:
『厚生労働省がQ&A』
https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou28/qa_shikyukeigan_vaccine.html
『NPO法人VPDを知って、子どもを守ろうの会』2013年6月29日
http://www.know-vpd.jp/news/1499.php
『「HPVワクチンで救えるはずの命」、今後50年で2万人超に北大のシャロン・ハンリー氏、日医・医学会のフォーラムで発表』2018年10月14日